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部分刺しゅうとは

部分刺しゅうとは?
部分刺しゅうとは、ステッチ技法のカテゴリーではなく、「商品形態」の1つです。
基本的にはデザイン全体がフルカラーで布地に印刷されています、その布地(デザイン全体)の一部分にハイライト的に刺しゅう(現況ではクロスステッチかフランス刺しゅうが主流)を施し、平面的なデザインに「立体感」(3D効果)をかもしだそうとの意図があります。

部分刺しゅう開発の原点は、フルタイム・パートタイムで仕事を持つ女性がおおくなった現代に「短時間」で「ストレスなく」刺しゅうを楽しんでもらおうとの意図があると思います。
ただ、多くの刺しゅう愛好家からは「邪道」・「中途半端」・「刺し応えがない」などの感想も多く聞かれますが、殊にアメリカでは近年人気も出てきて、部分刺しゅうを発売するメーカーも増える傾向にあります。

スタンプ刺しゅう(stamped crossstitch)もこの範疇に入るかと思います。
布地プリントの種類
布地のプリント形態は2種類あります、1つはデザイン全面をそのままプリントし、刺しゅうする部分は図面を読んで目をひろうもの、もう1つは、刺しゅうする部分はプリントせず白地で残し(刺す領域が簡単に判る),同様に図面を読んで刺す。

<刺しゅうする部分のみ白地で残してある部分刺しゅう(フランス刺しゅう)の布地例>

刺しゅうする部分が白地、
残りはプリント済み
刺しゅうする部分の拡大イメージ 完成品


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