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ニードルポイントとは?

ニードルポイントとは?(厳密にはニードルポイントキットとは?)
ニードルポイント或いはゴブラン・タペストリーという名で呼ばれている手芸、厳密にはこれら2つを分けて捉えなければいけないのかもしれませんが、キット的には下絵がキャンバスにカラープリントされているものという観点から1つのものとして捉えています。勿論、無地のキャンバスにご自身で図案を描いて刺されておられる方、又クロスステッチ同様、図案を基に刺している方も多いと思いますが、あくまでも「キット」として捉えた観点でご説明してゆきます。
ニードルポイントキットのキャンバス例 刺し終えた部分と刺してない部分


 使用するステッチ技法
仕上がり面は全く同じですが3つのステッチ技法が使われています。

 1.ハーフクロスステッチ  2.コンチネンタルステッチ  3.バスケットウイ-ブ


1)は主にヨーロッパのニードルポイントキット(ペネロペ、アンティ-クキャンバスを使用)で用いられ、2)・3)は主にアメリカのキット(インターロックキャンバスを使用)で使われています。

アメリカ製キットを刺す場合、殊に背景などは主に3)バスケットウイ-ブで刺されることをお勧めします。インターロックキャンバスで広い領域を2)を使って刺し続けて行くと完成した際、原形が保ちにくく額装する際問題がおきることがあります。
 キャンバス

ペネロペ・オールド(Penelope old) ペネロペ(Penelope) インターロック(single-thread)

キットの内容
ヨーロッパのニードルポイントキットは一般的に、キャンバス+毛糸+針のみが多いです。
アメリカ製の場合は、それに図面が加わります。
ニードルポイントで使う糸は一般的に「毛糸」ですが、最近のアメリカ製キットの傾向として刺しゅう糸で刺す作品も増えています。


【 初めてのニードルポイント 】

★ ニードルポイントの概要については『ニードルポイントとは』を参照してください。
★ ニードルポイントを刺す場合、必ず何らかの作業フレームをご用意ください。
   クロスステッチの場合も起こりえますが、ニードルポイントの場合はかなりの確率で刺し上げたキャンバスが「歪む」場合があります(ことにシングルメッシュのアメリカ製の場合)。 この歪みを最小限に抑えるのに必要な事は「均一の張力」でピンと張った状態のキャンバスを刺していく事で、それには作業フレームが不可欠です(当店でも「アクセサリー」コーナーでご紹介致しております)。
   勿論、歪みが出ても心配なさる必要はありません。 それを矯正する方法もございます。
★ 輸入ニードルポイントの特徴:
キャンバスは大きく分けて2種類ある。
英国も含めヨーロッパは主にペネロペキャンバス(ダブルメッシュ)、アメリカは殆どがインターロック・キャンバス(シングルメッシュ)です。
使用するステッチも2通り
ペネロペキャンバス使用のヨーロッパの場合は主にいわゆるゴブランステッチ(ハーフクロスステッチ)、インターロック使用のアメリカの場合はコンチネンタルステッチとバスケットウイ-ブの併用です。
見た目はまったく同じです。

使用する糸も、ヨーロッパの場合は主に100%ウールの毛糸、アメリカは100%ウール毛糸・アクリル毛糸・ペルシアン毛糸・刺しゅう糸と様々です。
刺しゅうを始める前に「糸の色分け」をせねばならないケースが多いです。
殊にアメリカの大手メーカーのキットの場合は大なり小なり必須です。
一かたまり・束・複数の束・カードシステム等々です。
刺しゅう糸、複数の束のケース:

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毛糸、複数の束のケース:

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刺しゅう糸、カードシステムの例:

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毛糸、カードシステムの例:

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刺しゅう糸・毛糸
アメリカの大手メーカーの場合は、すべて自社ブランドの糸(糸メーカーに自社用に作らせる)を使用しています。
日本の主要な手芸店にある純正のDMC糸を使用しているメーカーはありません。
キットの内容がヨーロッパとアメリカでは1点異なります。
ヨーロッパはカラープリントされたキャンバスのみ、アメリカはそれに「図面」がプラスされます。
図面の例
Dimensions社の図面例

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Bucilla社の図面例

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Janlynn社の図面例

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JCA社の図面例

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当店からのご提案
図面が付かないヨーロッパのニードルポイントにも良さがあり、また図面付きのアメリカのニードルポイントにも良さがあり、飽くまでもお客様がお気に召したデザインを刺すというのが基本です。

ただ、確実に刺し上げながら徐々にプリントされたキャンバスを「読むコツ」を会得してゆきたい場合は、図面付きのアメリカ製ニードルポイントから始められるのも良いかもしれません。

≪糸の色分け≫等に関する事柄は当店の方でにて刺し上げられる迄サポートさせて戴きますのでご安心ください。
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