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★ クロスステッチとは?
 クロスステッチとは?
いわゆる「バッテン」を作って刺してゆくステッチ技法です。
ただし、同じ「X」を作ってゆく場合でも、使用する布地の種類によって異なってきます。

1)アイーダ布の場合: 2)Evenweave・リネン布の場合:
下図は<
2目刺し>のものです
 

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 クロスステッチで使用する布地の種類?
布地の事を深く研究しようとすると、正に迷路に入り込むようで複雑極まりないのですが、クロスステッチ刺しゅうに話題を限定すると、一般的に、大きく分けて、綿素材が主流のアイーダ布地(AIDA)・Evenweave麻(亜麻)素材が主流のリネン(亜麻)布地(LINEN)があります。
一般的にはアイーダ布地が多く使われているようです。
アイーダ布地は、クロスステッチ(
Counted Crossstitch)を刺す時、目数を数え易いようにと20世紀初頭に布地メーカー Zweigart社が発明したものと言われていますが、これも諸説あって確定的ではないようです。
リネン布地を使ったクロスステッチはヨーロッパではさほどめずらしくはありません。
リネン布地の長所はおそらくアイーダ布地の場合と比べて1/4ステッチあるいは3/4ステッチ等の分数ステッチを綺麗かつ容易に刺せる点にあるのではと思われます、つまりより微細なデザインを作り上げる時に向いていると思われます。
欠点(?)は布地のマスサイズがとても小さく、又100%正方ではないので目を間違えなく拾うのにかなりの努力が必要となってきます。
これを少しでも解消しようとする方向性から、綿素材が主流の
Evenweaveがあります。
リネン布同様に細かいですが布目が限りなく正方に近いので刺しやすいです。
また、布目とは別に、それぞれの布地の肌合い感、出来上がりの外観等々刺す人それぞれの好みもあるようです。

アイーダ布地(AIDA)   Evenweave リネン布地(LINEN)

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 布目の大きさ?
布目の大きさは一般的に「カウント」で表されます。
アイーダ布地(AIDA)の場合、一般的に使われのは、
14・16・18カウントの布地です(数字が大きくなるに反比例して布目は小さくなります)。
Evenweaveは
25・27・28・32カウントが一般的です。
リネン布地(LINEN)の場合は、
25・27・28カウントが一般的です。

ただし、Evenweave・リネン布の場合は一般的に2目を取る(OVER 2)ので同じステッチ数のデザインであれば、例えば14カウントAIDA布で刺す場合と28カウントリネン布で刺す場合、出来上がりサイズはほぼ同じになります。

いずれの場合も、1インチ(約2.54cm)の長さに何個の布目があるかを表しています。
例えば、14カウントの布地の場合で計算すると:
2.54/14=0.18cmすなわち、1つの布目の大きさは約1.8mmという事になります。
リネン布地28カウントの場合はその半分、つまり1つの布目の大きさは約0.9mmという事になります。


余談ですが、弊ショップ名には<目数を数える>意味の<カウントステッチ>の意図が入っています。
 その他の付加的ステッチ?
言ってみればクロスステッチはバッテンの集合体ですので細かいデザイン・同系色を多く使った作品等の場合、デザインの境界線がハッキリしない場合があります。
それを補う意味で、クロスステッチをすべて刺し終えた後に、その上からバックステッチ等で輪郭つくりをする場合があります。
一般的に、ヨーロッパの作品はバックステッチを使うくらいが多いですが、アメリカの作品の場合は様々な付加的ステッチを使用する事が多いようです。
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